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引っ越しや買い替えでベッドを捨てたいと思ったときに、自分では運べなくて困ってしまう方は多いでしょう。
ベッドは大きく重量もあるため、粗大ゴミに出すのも一苦労です。
この記事では、ベッドを捨てる5つの対処法を紹介します。お金をかけずに無料で捨てる方法や、廃棄業者の選び方も紹介するので、ベッドの処分に困っている方は参考にしてみてください。
ベッドを捨てたいけど運べない5つの対処法

捨てたいベッドが運べない場合には、以下の5つの方法を検討しましょう。
それぞれを順番に解説します。
解体して小分けにして運ぶ
ベッドを安く捨てるなら、粗大ゴミとして自治体に回収してもらうのがおすすめです。そのままの大きさや重さでは運べなくても、解体して小分けにすれば運べる可能性があります。
ベッドの解体や運搬には、ある程度の力や道具が必要なので、大きいベッドは2人以上で作業する方が安心です。
回収にかかる費用は自治体によって違いますが、東京北区の場合は以下のとおりです。
品目 回収費用 シングルベッド 1,300円 ダブルベッド 2,300円 ベッドマット(シングル) 900円 ベッドマット(シングル超) 1,300円 東京北区「品目一覧」(2025年11月現在) シングルベッドは1,300円で、マットレスも回収してもらうなら合わせて2,200円です。ダブルベッドとマットレスの場合は、3,600円かかります。
ベッドサイズが大きいとある程度の費用はかかりますが、不用品回収業者を利用するよりは安いです。解体して運び出す労力をかけても値段を安く抑えたいなら、運べる大きさまで小さくしましょう。
新しいベッドを購入した家具店に引き取ってもらう
新しくベッドを購入して古いベッドが不要になる場合、家具店に引き取ってもらえる可能性があります。自分では運べないベッドを捨ててもらえるので、解体などの負担はなく安心です。購入を検討しているお店に、家具引き取りサービスがあるかを確認してみましょう。
たとえば、ニトリでは「ニトリ配送センター」からのお届けの場合、1回につき4,400円で不要な家具を引き取ってもらえます。お届け商品と「同数量」または「同容量」などの条件はありますが、他社製品でも引き取りが可能なのが魅力です。(2025年11月現在)
ベッド1点のみの場合、粗大ゴミに出すよりは費用はかかりますが、設置と合わせて回収もしてもらえるので古いベッドが邪魔になる期間もありません。まだ新しいベッドを決めていない場合、引き取りサービスが利用できるお店を検討してみるのもおすすめです。
引っ越し業者に処分してもらう
引っ越しでベッドを新調する場合、引っ越し業者に処分してもらう方法があります。
必要な家具や家電は新居に運んでもらい、不用品は買取・処分を依頼すると1日で全てが完結します。引っ越しの時期は気忙しいため、少し費用を負担しても回収してもらえるのは助かるでしょう。
サカイ引越センターでは、オプションサービスとして以下の2つがあります。
- 不用品買取サービス
- 不用品処分
不用品の中でも値段が付くものは買取、処分となるものは引き取りが可能です。
見積もりは無料なので、まずはどのぐらいの金額で引っ越しとベッドの処分をしてもらえるか確認してみましょう。

買取業者に売る
捨てたいベッドが高価な場合、買取業者に売れる可能性があります。
運べない大きさのベッドでも自宅で査定・回収が可能なら、手間はかからずお金になることも。シモンズやフランスベッドなど、高級なベッドで状態もよければ査定してもらうのがおすすめです。
一方で、一般的なベッドの場合は、値段がつかずに買取を断られたり、買取金額より出張費が高くなったりとメリットがないケースもあるため注意しましょう。
不用品回収業者に依頼する
運べないベッドを捨てたいときにおすすめなのが、不用品回収業者です。ベッドの大きさや業者によって差はあるものの、1万円前後で回収してもらえることが多く、解体の手間がかかりません。
1万円と聞くと高い気もしますが、家具店や引っ越し業者の引き取りサービスには以下のデメリットがあります。
- 選択肢が引き取りサービスを行っている業者に限定される
- 他の家具店や引っ越し業者の方が安い場合がある
新しいベッドの購入を家具引き取りサービスのある家具店に限定してしまうと、本当に欲しいデザインや性能が手に入らないかもしれません。また、引っ越し業者に家具引き取りも任せるより、安い引っ越し業者で引っ越し、不用品は回収業者に依頼と分けた方が結果的に安くなることもあります。
不用品回収業者はぼったくられるのが心配な方もいるでしょう。「無料回収」を謳っている業者は、回収自体は無料であっても、出張費や作業費が高額なケースもあります。ホームページ上で妥当なパック料金を提示している不用品買取業者に依頼するのがおすすめです。
捨てたいけど運べないベッドの回収業者のおすすめと探し方
ベッドを捨てたいけれど運べない場合、以下の回収業者や比較サイトを利用しましょう。
それぞれを紹介します。
迅速片付け屋(関東)

迅速片付け屋は、関東(東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・栃木・群馬)で不用品回収を行う業者です。
料金は6つの定額パックで以下がすべてコミコミのため、後から思わぬ請求がくる心配はありません。
- 出張費
- 搬出作業費
- 階段料金
- 車両費
- 処分費
- スタッフ追加費
料金はWeb限定割引価格8,800円~で、ベッド1つはもちろん、マットレスやその他の家具や不用品もまとめて回収してもらえます。見積もり後の追加料金はないため、いくらで回収してもらえるか気になる方は、まず無料見積もりをしてみましょう。
エコノバ(全国)

エコノバは、あなたにぴったりの回収業者を探せるサイトです。お住まいの地域を入力すると、最大5社の業者が表示されて、無料で一括見積が取れます。
「どこの業者が良いか分からない」「相見積もりが面倒」と思っている人も、一度の入力で費用目安が分かるので便利です。
ベッドの処分だけでなく、積み放題プランなども提案してもらえるため、マットレスや他の家具も合わせて処分したい方にも向いています。お住まいの地域にどんな回収業者があるのか、地域の選択や郵便番号の入力で調べてみましょう。
ベッドを解体する方法と捨て方
ベッドを解体して捨てる場合、以下の道具が必要です。
- ドライバー:ネジを外す
- 六角レンチ:ネジを外す
- 軍手:ケガの防止
- 毛布:床のキズ防止
- 紐:解体後のパーツをまとめる
ベッドの解体は、まずマットレスや床板、収納部分など、ドライバーなしで外せるパーツは最初に取っておきましょう。
続いて、本体を解体するために、ネジやボルト、ナットを外していきます。四隅がネジで固定されているケースが多いので、これらをドライバーや六角レンチを使って外して運べる大きさにします。
解体できたら、ベッドの足などまとめられるパーツは紐で縛って運びやすくしましょう。自治体によって捨て方は違いますが、電話で問い合わせて購入した処理手数料券(シール)を貼る場合が多いです。
ベッドの引き取りが無料になる5つのケース
ベッドを自治体や業者に廃棄してもらう場合、サイズや地域によって3,000~20,000円ぐらいの費用がかかります。なんとしても無料で引き取って欲しい方は、以下の5つを検討しましょう。
順番に紹介します。
知人に引き取ってもらう
ベッドが必要そうな知人がいる場合、無料で引き取ってもらえないか声をかけてみましょう。自分一人では運べないベッドも、知人と協力すると上手く解体して運搬できる可能性があります。
自家用車で運ぶ場合は、後部座席を倒してフラットにしないと厳しいでしょう。軽トラックのレンタルは半日で3,000~10,000円ぐらいが相場のため、不用品回収とどちらがメリットがあるのか検討が必要です。
ジモティーを利用して引き取ってもらう
ジモティーとは、地元の情報を交換できる掲示板サイトです。ベッドが必要な知人が見当たらなくても、ジモティーで募集すると見つかるかもしれません。
いらなくなって捨ててしまうのはもったいないですが、もらってくれる人がいる方が嬉しいですね。引き取ってくれる相手が運搬を得意としていたら、ベッドが運べない問題も解決できるでしょう。
ただ、自宅で引き渡すことは推奨されておらず、特に女性の一人暮らしでは注意が必要です。顔が見えない相手だけに、ドタキャンなどのトラブルに巻き込まれることもあります。
家具店や引っ越し業者に交渉する
家具店や引っ越し業者にベッドの引き取りを依頼する場合、基本的に有料です。
一方で、家具をまとめて購入したり、引っ越しの料金を相談をしたりする際に、ベッドの引き取りを無料にしてもらえないか交渉も検討できます。
ニトリのようにルールが決まっている量販店では交渉は難しいですが、家具店によっては無料引き取りに期待ができるケースもあります。
リサイクル業者を探す
ベッドを無料で引き取ってもらうなら、地域のリサイクル業者もおすすめです。近くにリサイクルショップがあれば、ベッドの引き取りが可能か問い合わせてみましょう。
自宅への回収は行っておらず、持ち込みが必要になるショップも多いため、ベッドが運べない場合には難しいかもしれません。高価で状態が良いベッドであれば、自宅に無料で引き取りに来てもらえたり、値段が付いたりする可能性もあります。
細かく分解して普通ゴミとして出す
多くの自治体では、30cm以内のゴミは粗大ゴミではなく普通ゴミとして出せます。通常、ベッドは30cmを超えるため通常は粗大ゴミになるものの、細かく分解できれば無料で引き取ってもらえる可能性があります。
アイアンやステンレスのベッドは細かくするのが困難ですが、ベッドが木製であればのこぎりなどを使って切断できるかもしれません。
- 切断の作業ができるスペース(庭など)がある
- のこぎりなどの工具を所有している
- 工具を使い慣れている
これらに当てはまるなら、普通ゴミとして処分できないか検討してみましょう。自治体によっては普通ゴミの回収基準が異なるため、まずはお住まいの地域のルールの確認が必要です。
ベッドを捨てたいけど運べない対処法についてまとめ
ベッドを捨てたい場合、一般的には自治体の粗大ゴミとして回収してもらい、費用は2,000~3,000円です。
運べない場合には、運べる大きさまで解体するか、業者の力を借りましょう。ベッドの回収業者を選ぶときのポイントは、パック料金でかかる費用が明朗なことです。
「無料回収」を謳っている業者でも、出張費や処分費などが別途かかることも多く、ぼったくられたと感じる人もいます。
お住まいが関東なら、料金が6つの定額パックで決まる「迅速片付け屋」がおすすめです。関東以外の地域の方は「エコノバ」を利用して、お住いの地域にぴったりな回収業者を見つけましょう。


ベッド選びで失敗しないお店の見つけ方
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