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いらない家具を引き取ってもらうときに、無料回収やお得に処分してもらえる方法があると助かりますよね。
ニトリやAmazonなどの家具店・通販サイトでは、新しく購入した家具と引き換えにいらない家具を処分してくれるサービスがあります。ただし、引き取りが有料であったり、対象商品の購入に限られたりと条件が厳しいケースも多いのが難点です。
引っ越しで家具を買い替えたり、いらない家具が複数あったりする場合には、不用品回収業者に依頼するとまとめてお得に引き取ってもらえます。状況に合わせて、自分にぴったりな家具の処分方法を選びましょう。
いらない家具の引き取りが無料・お得になる方法5選
いらない家具を無料・お得に引き取ってもらう方法は、以下の5つです。
- 普通ゴミ・粗大ゴミとして自治体の回収を利用する
- 友人やコミュニティを通じて引き取ってもらう
- 家具店や通販サイトの家具引き取りサービスを利用する
- 引っ越し業者の家具引き取りサービスを利用する
- いらない家具の数が多い場合は引き取り業者に依頼する
それぞれを順番に紹介します。
普通ゴミ・粗大ゴミとして自治体の回収を利用する
いらない家具の引き取りが無料になる方法は、普通ゴミとして出すことです。
一般的に、粗大ゴミの回収は有料ですが、普通ゴミなら無料です。多くの自治体では、普通ゴミと粗大ゴミは以下の基準で分別できます。
- 普通ゴミ：最大の辺または径の長さが30cm未満
- 粗大ゴミ：最大の辺または径の長さが30cm以上
いらない家具が30cm未満であったり、小さく分解できる場合は、燃えるゴミや不燃ゴミとして無料で収集してもらえる可能性があります。「分解前が30cm未満」や「量が多い場合は粗大ゴミ」などの決まりがある自治体もあるので、まずは確認してみましょう。
小さい家具は分解しやすいですが、ベッドやソファなど運べないほど大きい家具の場合は、小さくするのが大変です。ぜひとも無料で引き取って欲しいなら、のこぎりなどの工具で切断するなども検討できます。
一般的に、30cm以上の家具は粗大ゴミになります。いらない家具を粗大ゴミで引き取ってもらう相場は、1点あたり1,000～3,000円ほどです。（2025年11月現在）
引っ越しなどで複数の家具を粗大ゴミに出すのは、運ぶのが大変でコスパも良くないため、回収業者に依頼するのもおすすめです。
友人やコミュニティを通じて引き取ってもらう
自分にとってはいらない家具でも、欲しいと思ってくれる人がいれば無料で引き取ってもらえる可能性があります。
引き取り手を探す方法には、以下の3つが挙げられます。
- 友人、知人
- メルカリなどのフリマサイト
- 地元の掲示板のジモティー
友人や知人に家具が必要そうな人がいれば、引き取ってもらえないか声をかけてみましょう。1人では運びにくい大きな家具も、知人と協力すれば運搬できるかもしれません。
また、メルカリなどのフリマサイトや、地元の掲示板サイトのジモティーを利用して、家具が欲しい人を探すこともできます。大型の家具の場合は、郵送や受け渡しが大変になるケースが多いです。自宅に取りに来てもらうのはトラブルになるリスクがあるため、慎重に検討しましょう。
家具店や通販サイトの家具引き取りサービスを利用する
家具店や大手通販サイトでは、家具の引き取りサービスを行っている場合があります。家具を買い替える場合、新しい家具の配送と同時に古い家具を回収してもらえると便利ですよね。
ニトリや大塚家具の家具引き取りサービスは有料ですが、Amazonや無印良品では対象商品の購入で無料になります。ただ、すべての商品が対象ではないため、家具を選ぶ幅が狭まってしまうのが難点です。
IKEAでは、リユースできるIKEAの家具を店舗で引き取るサービスをしています。
引っ越し業者の家具引き取りサービスを利用する
引っ越しで家具を新調する場合、引っ越し業者に家具を引き取ってもらえる可能性があります。
大手引っ越し業者の家具引き取りの有無は、以下のとおりです。（2025年11月現在）
- サカイ引越センター：あり
- アート引越センター：一部の家電のみ
- NX（日通の引っ越し）：なし
- ハトのマークの引越センター：あり
サカイ引越センターとハトのマークの引越センターは、いらない家具を引き取ってもらえます。無料ではありませんが、引っ越し費用と合わせて見積りの相談をするとお得になる可能性があります。
サカイ引越センターでは「不用品買取サービス」もあるので、値段が付くものは買い取ってもらえるとラッキーですね。見積りは無料なので、まずはどのぐらいの金額で引っ越しと家具の処分をしてもらえるか確認してみましょう。
いらない家具の数が多い場合は引き取り業者に依頼する
いらない家具の数が多かったり、粗大ゴミに出すのが大変だったりする場合には、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。「引き取り無料」を謳っている業者もありますが、引き取り自体は無料でも出張費などが請求されるケースもみられるため、慎重に判断しましょう。
家具の大きさや業者によって差はあるものの、数点の引き取りなら1万円前後が相場で、運び出しの手間がかかりません。
不用品の処分で1万円と聞くと高い気もしますが、家具店や引っ越し業者の引き取りサービスには以下のデメリットがあります。
- 選択肢が引き取りサービスを行っている業者に限定される
- 他の家具店や引っ越し業者の方が安い場合がある
新しい家具の購入を家具引き取りサービスのある商品に限定してしまうと、本当に欲しいデザインや性能が手に入らないかもしれません。また、引っ越し業者に家具引き取りも任せるより、安い引っ越し業者で引っ越し、不用品は回収業者に依頼と分けた方が結果的に安くなることもあります。
家具の引き取りでおすすめの業者は、「迅速片付け屋」です。料金は6つの定額パックで出張費や処分費などがすべてコミコミのため、後から思わぬ請求がくる心配はありません。
料金はWeb限定割引価格8,800円〜で、いらない家具1つはもちろん、複数の不用品もまとめて回収してもらえます。見積り後の追加料金はないため、いくらで回収してもらえるか気になる方は、まず無料見積りをしてみましょう。
「迅速片付け屋」の唯一のデメリットは、関東（東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城・栃木・群馬）に限定されることです。
対象外の地域にお住いの方は、あなたにぴったりの回収業者を探せる「エコノバ」で回収業者を探してみてください。「どこの業者が良いか分からない」「相見積りが面倒」と思っている人も、一度の入力で費用目安が分かるので便利です。
家具店や通販サイトの家具引き取りサービス5選
家具引き取りサービスを展開している家具店や通販サイトを、5つ紹介します。
店舗名 1点あたり金額 他社の家具 個数 条件 ニトリ 4,400円 引き取り可 同数量、同容量 ニトリ配送センターからのお届け IKEA 買取(ポイント付与) 引き取り不可 制限なし 状態良好のみ対象外商品あり店舗へ持ち込み Amazon 無料 引き取り可 同数、同等 対象商品の購入のみ地域限定 無印良品 無料 引き取り可 同数、同等 対象商品の購入のみ 大塚家具 550円～ 引き取り可 同数、同等 ー （2025年11月現在） それぞれを順番に見ていきましょう。
ニトリの家具引き取りサービスは有料
ニトリには、新しく買った商品と同数量、同容量のいらない家具を引き取ってもらえるサービスがあります。
料金は1点あたり4,400円で無料ではないものの、他社の家具も配送と同時に回収してもらえるので手間がかかりません。ニトリ配送センターからのお届け商品なら一部の例外を除き対象になるので、家具選びの幅も狭まらずにすみます。
ニトリでは過去に、15万円以上の購入で家具引き取りが無料になるキャンペーンも行っており、タイミングが合えばお得にいらない家具を引き取ってもらえます。（2025年11月現在）
IKEAの家具引き取りサービスは美品の買取
IKEAの家具引き取りは、店舗に不要になったIKEAの商品を持ち込むと買い取ってもらえるサービスです。
買取できる家具は、状態が「新品同様」「とても良い」「良い」に限定されるため、中古家具として販売できないものは対象外となります。また、ベッドやソファ、3辺合計が3.8mを超える大型家具は引き取りの対象外です。
手持ちのIKEA家具を引き取ってほしいなら、まずは見積りツールを使用していくらになるのか査定をしましょう。申込番号を受け取ったら、店舗に持ち込んで引き取ってもらう流れです。（2025年11月現在）
Amazonの家具引き取りはサービス対象商品の購入で無料
Amazonの家具引き取りサービスは無料で、「対象商品の購入」や「配送地域」の条件を満たすと利用できます。
無料で引き取ってもらえるのはとてもありがたいですが、対象商品が少ないのが難点です。2025年11月現在、Amazon引き取りサービスの対象商品を確認すると500商品ぐらいで、商品数が圧倒的に多いAmazonの中ではほんの一部です。
また、対象地域が限定されており、東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・兵庫の中の一部のみのため、対象外地域の方は利用できません。（2025年11月現在）
無印良品の家具引き取りはサービス対象商品の購入で無料
無印良品は、サービス対象商品の購入で、いらない家具の引き取りが無料です。ソファやベッド、ダイニングテーブルなどの多くは引き取りサービスの対象なので、これらの買い替えを考えている方におすすめです。
一方で、デスク・ローテーブル・テレビボードなど対象外の商品もあるため、合わせて確認しておきましょう。他社製品も引き取りの対象になるため、無印良品の雰囲気が好きな方におすすめです。（2025年11月現在）
大塚家具の家具引き取りサービスは有料
大塚家具では、購入した家具と同数、同等の商品を、配送時に有料で引き取ってもらえます。
引き取りの料金は家具によって異なり、一例は以下のとおりです。（2025年11月現在）
- ダイニングチェア：550円
- ダイニングテーブル：1,100円
- シングルベッド：2,200円
- 3人掛けソファ：3,300円
無料ではないものの、配送と同時にいらない家具を引き取ってもらえるため、手間をかけずに部屋がすっきりします。
いらない家具の引き取りでよくある質問
いらない家具の引き取りでよくある質問に答えます。
いらない家具を引き取ってもらうときに解体は必要？
家具店の引き取りサービスを利用する場合、事前に解体しておく必要があるケースが多いです。各社の家具引き取りサービスの内容を確認して「回収してもらえなかった」とならないように注意が必要です。
一方で、不用品回収業者は解体もサービスに含まれている場合が多く、見積りの際にそのままの状態で問題ないか尋ねておきましょう。
壊れた家具も回収してもらえる？
家具引き取りサービスや不用品回収の多くは、壊れた家具でも引き取ってもらえます。
ガラスが割れているなど、運送が危険な場合は引き取ってもらえない可能性もあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
いらない家具を無料で引き取ってもらえる方法まとめ
いらない家具を無料で引き取ってもらうには、友人や知人に譲る他に、家具店の引き取りサービスを利用する方法があります。
新しく購入する好みの家具がある場合にぴったりですが、引き取りを無料にするために無理に選ぶのはおすすめできません。
リユースやゴミとして出すのも難しい場合には、専門業者に回収してもらいましょう。定額パックを提示している優良な業者なら、見積りから値上がりすることも少なく安心して任せられますよ。
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